●遊ぶ楽しさ
-----11/24(水)
 モーションを担当しました中浜です。
ビックリ!でした西部に行くとは、個人的にですが僕は中国が好きなので、
中国に行って侠客たちと武侠物語をあれこれやって欲しかったんですが・・・・
でも西部に行っちゃいます、モーションとして困ったのが銃のアクションでした。
 日本人ですからなにかしら刀には特別な思いやら愛着やら、そんなのが
あります。皆さんもそうかと思います、子供の頃は、棒っきれや箒で
チャンバラごっこをやったものです。とにかく棒っきれとか持って
振り回してましたね。鉄砲といえば、ゴム鉄砲を作って遊んでました。
かなり精巧に作って、輪ゴムが切れるか切れないかギリギリの所まで
伸ばせる様にして、かなりの威力を発揮させて蝿などをよく撃ち落としていました。
弓矢や木刀も作ってました。弓矢なんかは本当に危ないので、夏休みなどの
大型休暇での注意事項に弓矢は作らない事!なんて書いてあった記憶があります。
 田舎だったので材料になる竹が沢山ありました。木刀は角材からナイフで削りだして、
最後はサンドペーパーで仕上げて完成、別に出来たからって素振りとかするわけじゃ
ないんですけど、飾って楽しんでましたね、弓矢もそうです。
木刀でチャンバラごっこはしませんでした、だいたい木刀使ったら、ごっこになりま
せんから、そのへんは子供でもちゃんと理解していたんだなーと思います。
今になって思えば本当に良い経験をしたと思います。
 そういえば東京きてから、なにか作った記憶がないなぁ、大人になったから?
いや精神年齢は低いですが・・・最近、身体を使うことが大事に思えてきました。
モーションを制作する時は、モニターに向かいマウスとキーボードで作るんですが
じっと座っているわけではありません。実際に動いてみて感覚を確かめながら
制作したりしています。座りながらでも動いたりして、たまに同僚から白い目で
で見られることもありますが・・・。
身体の感覚がダイレクトにモーションに反映できたらいいのですが・・それは
なかなか難しいものです。
 話が少しズレましたが、感覚的に銃は馴染みがないので苦労しました。
洋画の銃アクションが様になっているのは、幼いころから染み付いてきた
感覚があるからかもしれません。
サムライウエスタンの銃アクションは派手な剣アクションと対応させて、
デフォルメしてありますから、剣対銃のチャンバラが感覚的に出せたと思います。
----大人が童心にかえって遊んでいただけると幸いです。
 
   
(自腹で買った品々。ちなみに、ちゃぶ台は社長の実家のお古。社内第一会議室にて撮影。)