スタッフインタビュー

開発部アート

K.Hさん(2018年入社)

  • 主な仕事内容
  • ●Live2D素材の制作、アニメーション制作
  • ●納品アニメ、イラストのクオリティチェックと修正
  • ●ゲーム内への素材の実装

平均勤続年数が長くて、開発人材が厚く幅広い会社

入社前の経歴を教えてください。

主にウェブサービスから数回の転職を経て、ゲーム業界は7年目くらいになります。

元々はグラフィックやウェブデザインとの兼業をしていたのですが、ソーシャルゲーム黎明期に「リジェクトされるイラストを修正する」仕事がたくさんあったので、主軸をそっちにシフトして、数年専業でやっていました。

「胸元が空きすぎなので、締めてください」とか「下着のところをスパッツにしてくれ」とかの修正依頼が週に100件くらい発生するんですけど、それを一件一件潰して行く感じです。

修正の他には、アイテムや背景制作、作家さんの作品の直しや赤入れなど、どちらかといえば裏方的なイラストレーターですね。
あえてあまり名前の出ない仕事を選んで受けてました。

アクワイア入社のきっかけは?

転職エージェントさんの紹介です。

エージェントさんに、離職率が低くて、平均勤続年数が長くて、開発人員の幅が広く人材が厚い会社、知名度のある会社を条件として探してもらったところ、「アクワイアって会社がありますよ」と言われて、「募集があるなら、是非!」と応募しました。

元々アクワイアのことは『天誅』をきっかけに知っていて、実は折に振れて履歴書を送っていたんですが、その当時はゲーム業界の経歴もなく、イラストレーターの募集も少なかったこともあって、書類で落ちていました。

やっとという感じで、念願の入社ですね(笑)

「実は修正担当のイラストレーターってすごく人口が少ないんですよ。」

どれだけこだわって作れたか。それに関わってくると思います。

実際に入社してみた感想は?

今まで割と色々な会社を見てきたほうだと思いますが、入社当時から今も、モチベーションが全然変わらないですね。

環境とマインドが整っていて、働きやすいです。
何を求められているか明確に提示され、それに対して全力でスキルを活用できる。
必要になったら自己で判断する裁量も可能な限り与えられる。
そんな循環がしっかりと根付いているように思います。

それからゲーム好きな人が多くて話もしやすいですね。
仕事としてゲーム全体の演出や仕組みを考えるにあたって、引き出しの数は圧倒的に多い方がいいですし、そのためにアンテナを張ることは苦になりませんよね。

作り手はビジネスとして作品と付き合っていく必要もありますが、最終的な仕上がりを決定づけるのは、《どれだけこだわって作れたか》に関わってくると思います。

そう考えると、ゲーム好きな人たちがこだわって作品を作っている会社だと思います。

アクワイアの関わったゲームタイトルで思い入れのあるタイトルをひとつ厳選すると?

『神業~KAMIWAZA~』

手にとったきっかけは偶然で、発売のタイミングにたまたま店頭にいて、トレーラーを見たんですよ。
それで「アクワイア?天誅か?いや違う?なんだろう?」と思って買って遊んでみたら「ステルスアクションの新作だ!」という感じで、自分の好きなジャンルだったこともあってかなりハマりました。

洒落のきいた世界観と爽快なゲーム性が絶妙なバランスの名作ですね。
やしゃらぎ大社の巫女さんの声が好きです。いい感じに抜けてて…というか本当に腑抜けたやる気のない声。
「ありぁとーざいましたぁ~」みたいな。うまく真似できない(笑)
とても印象に残ってます。

「人間、あまり興味のない分野にこだわりって持てないと思います。」

ぶっちゃけて言うと…

アクワイアで叶えたい野望や夢を教えてください。

ぶっちゃけて言うと神業・天誅の続編を作りたいです。
インスパイアとかオマージュとかではなく、純粋なナンバリング、続編。

オトナの事情とか色々あるとは思いますが、いちユーザーとしてはかつて遊んだタイトルの続編が出たらこれほど嬉しいことはないですね。それを自分で作れるならなおさらです。
当時遊びながら「開発現場、絶対楽しいだろうな」って思ってました。


自由度が高くて、子供も大人も楽しめて、遊び心がそのままゲームになったような作品って、会社にとってもゲーム業界にとっても必要なんじゃないか、と思ってます。

プロジェクトに参加できるんだとしたら、やっぱりグラフィックで関わりたいですね。
企画は企画やさんの仕事だし、神業・天誅を再び世の中に出すプロジェクトに関わることができるなら、それでいい。
その場合はがっつりキャラデザから関わりたいですね!

修正担当だけじゃなく、絵かきとして誰にも負けない自信ありです!
…そんな意気込み(思い込み)で仕事してます(笑)

でも正直、僕が携わらなくても、単純に続編がやりたいってことなんですけどね。

なにか小話をお願いします。

長期休みの日は田舎の山でブッシュクラフトをして遊んでいます。

ブッシュクラフトというのは簡単に例えるとサバイバルみたいな感じです。
一応サバイバルには「脱出」という目的があるんですけど、ブッシュクラフトは「自然の中で暮らす」「ものを作る」とかが中心の遊びです。
キャンプ先でなにか作ったり、っていうのがブッシュクラフトになるのかな?

直近だと切り出した木を削ってコップを作りました。

最近竹で火おこしができるという話を聞いて、目下挑戦中です。

ユミギリ式やキリモミ式のよく耳にするやり方じゃなくて、のこぎり式発火法って言うんですけど、溝を掘った竹で火が起こせるって話を聞いて、「え?できるの?」って思って。
そうやって火を起こしたり、あえて不便な生活を体験することがブッシュクラフトの醍醐味ですね。

アクワイアに応募するか迷っている人の背中を押す一言をください

「俺は馴染めたよ!」

「子供のころから山が遊び場だったので、鳥や動物を観察したり、木を切り出していろいろ作ったり。デザインのヒントもそこから得たりしています。 」